コラム

医学部受験を東京でお考えの皆さんへ②

こんにちは。TMPS医学館代表の長澤です。

台風が来たり、急に涼しくなったりと体調を崩しやすい季節になってきたので、受験生諸君も保護者の方を気を付けてください。

さて、今回は前回の話の続きということでペンを執っていきます。

「病気はどうしておきるか」「皆さんは病原菌が体に入るからと答えるでしょう」ということでしたよね。

病気とは、病原菌が体内に入って発症するわけではないのです。

実は私たちの体にはしょっちゅう病原性がある細菌類やウイルスなどがくっ付いていたり離れたりしているんです。

もっともその前に、ヒトの体には常在菌といった細菌類が体に住み着いているんです。それは逆に私たちの体を守ってくれていたりするのです。

ですからその常在菌の他に病原性のある細菌やウイルスがくっ付いてくるわけです。

そこで病原性のある細菌やウイルスが体にくっ付いても、ある程度常在菌が守ってくれているわけですが、例えば体にストレスがあったりすると、それはどういうことかというと、睡眠不足やケガ、大きな声を出して咽喉を痛めたり、精神的なストレスなどが体に加わると、常在菌が欠損したり乱れたりすることによってその場所に少なからずくっ付いている病原性のある細菌やウイルスが異常繁殖するのです。

その異常繁殖によって、ヒトの体が反応して咳、嘔吐、発熱などが起こるわけです。

したがって、私たちの体は様々な細菌類やウイルスがくっ付いているのが当たり前で、病気になるとは、体のバランスが何らかの形で崩れて、そこに普段からくっ付いたり離れたりしている病原性のある細菌なりウイルスが、異常に繁殖することによって発症するのです。

これから受験生は勉強の佳境に入ってきますが、いかに体にストレスを与えず、心身ともに健康的に過ごすかということが病気にならないコツとも言えます。

今新型コロナの流行も第6波が収束しようとしていますが、面白いことにこの新型コロナの3~4年間、通常の風邪やインフルエンザがかなり減少したとの報告を耳にしました。

新型コロナの影響で皆さんが手洗い・消毒・うがいなどを一生懸命することによって、体にくっ付いている病原性のある細菌やウイルスを少なからず減らしたのが効果があったワケです。

新型コロナの流行がなくても、手洗い・消毒・うがいなどを習慣化しておけば、もっと風邪などが減るわけですよね!

続きは次回に書きます。

ピックアップ記事

  1. 予備校に通う価値は「大きな器に合うように成長できる」こと
  2. 最後の最後に教科書を読み返すべき理由
  3. 私が生徒の保護者に求めること
  4. ハズレを引くリスクを減らすための予備校の選び方
  5. 勉強以前に、“私生活を正す”ことが予備校の役割【後編】

関連記事

  1. コラム

    気持ちを新たに医学部の合格を目指す方へ

    今週に入り、国公立医学部の後期合格発表が出始め、私立医学部の…続きを読む

  2. コラム

    国際医療福祉大学医学部の一般選抜で一次突破者排出!

    昨日から、一般選抜の一次合格発表が始まりました。…続きを読む

  3. コラム

    2021年度東京女子医科大学医学部 一般推薦型選抜にて合格!!

    今年も推薦の結果発表の時期となり、TMPS医学館でも東京女子医科大学…続きを読む

  4. コラム

    後期入塾生受付中

    いよいよ9月に入りました。2022年の医学部入試まで…続きを読む

  5. コラム

    今年もやります!当てます!

    いよいよ12月に入り、大学入学共通テストまで40日を切りまし…続きを読む

  6. コラム

    医学部合格をつかむための数学の戦略

    TMPS医学館、数学科の新国(にっくに)です。私は医学部受験…続きを読む

ピックアップ記事

無料資料請求
PAGE TOP