保護者向け

子供の発言を鵜呑みにせず、聞き返すことの重要性

残念ながら、過保護の家庭の場合、親が明らかに変わったという例は非常に少ないです。
特に母親は、子供の言うことしか聞きません。
落ちていくタイプの人間というのは、よく嘘をつき、誰かのせいにします。
 
憧れる先生が見つからなければ、今度は文句を言い始めます。
「あの先生はどうだ」「この職員はこうだ」とあることないこと言い始め、そのうち、「この学校はやばい」などと言い出すわけです。

そうなってしまえば、本人が居たたまれないですから、逃げ出すしかなくなります。
親に、その思い込みを言いつけます。
すると親は、その言葉を、心底からかはわかりませんが、少なくとも表面的には受け入れます。

「そうか、そんな学校ならば仕方ないね」というわけです。
一番よくないのは自分だということに気づかない。
それで転校したりするわけですが、それではどこに行っても同じで、そうやって多浪になっていくケースが多いのです。
 
私は、ご両親にはこう言いたいです。
たとえば「お前はちゃんと復習をしているのか?」「そんなにひどい場所だと言うのであれば、大したところでないと言うのであれば、とりあえずそこでトップを取ってみなさい。せめて上位 5 位までに入ってみたら?」と言ってほしいのです。
そうでないと、そこから先も、その子はすべて言い訳の人生になってしまうからです。
 
それもできないのであれば、預けてほしい。
丸投げしてほしいとお願いします。
手もお金も出さないでほしいのです。
そうお願いすると、「わかりました」と承諾してもらえる親御さんもいますが、そのほとんどはわかっていない。
というか、結局子供に負けてしまう。
口も出してくる。

「うちの子は叱らないでください」「今度の合宿ではうちの子には個室を取ってください」「お金を払いますから、特別扱いしてください」などと言い出す始末です。
まさに驚くばかりです。

本当に子供のことを思うのであれば、そんな発言は出てこないはずなのです。

ピックアップ記事

  1. 医者がますます必要な時代に続く医師不足
  2. 〝本番力〟を最大限高める、医学部受験日前日~当日の過ごし方
  3. 12月は大学受験において、どのような時期か?
  4. 君の「やる気」はどこにある? 自立心をもって強く生きよ
  5. 超高齢社会における医学部予備校の使命

関連記事

  1. 保護者向け

    一般入試では、お金で合格が買えるなんてあり得ない

    こんなエピソードがあります。当校に通っていたある有名人の甥の話です…続きを読む

  2. 保護者向け

    母親の子離れが子供たちの成長を促す

    母親は、「子供のすべてを許してしまう」という傾向が強いように思います。…続きを読む

  3. 保護者向け

    勉強以前に、“私生活を正す”ことが予備校の役割【前編】

    勉強ができない。勉強をしていない。しているつもりでも、知識が身…続きを読む

  4. 保護者向け

    偏差値50の子には“英単語の暗記”で勉強の習慣をつけさせる

    偏差値40の子が医学部に合格するための条件を紹介しました。では、偏…続きを読む

  5. 保護者向け

    成績の上がらない子に共通するたった一つの特徴

    多くの親は、子供の成績を結果論として見て、一喜一憂しています。勉強…続きを読む

  6. 保護者向け

    「親の仕事ぶりを見せるのも愛情表現の一つ」である理由

    理想的な親子関係の前提は、父親がちゃんと子供に愛情表現をしていることだ…続きを読む

ピックアップ記事

無料資料請求
PAGE TOP