こんにちは。
TMPS医学館代表の長澤です。
10月も間もなく終わり、いよいよ11月到来、医学部入試まであと2ヵ月半となりました。
医学部受験生の皆さんは、自分の勉強に集中して頑張れていますか?
この時期からメンタルが沈んでしまい、なかなか前を向けない受験生は多くいると思います。しかしあと2ヵ月半です。医師になってからはもっと大変な苦労の連続です。
「我慢」をすることは後の自分自身への成長となります。
しかしどうにも上手くできない、相談出来る人がいないという場合は、私の予備校まで連絡をください。
さて、前回病気を防ぐのに手洗い・うがいがどれほど役に立っているかお話をしました。
でも気を付けてください。
うがい薬は注意事項を良く読んで、用法通りに希釈して使うのですよ。
「少し濃いくらいの方が消毒になるのではないか」と溶液を濃くしたりすると、喉を痛めて逆効果なったりするのです。くれぐれも気を付けてください。
話は変わり、最近は昼間でも気温が14度前後で寒くなってきました。
何か秋も短くなったような気がします。今頃は京都の名所の数々の紅葉も美しいでしょうね。
この紅葉は化学的に見ると、葉が寒さによって、
緑 ⇒ オレンジ ⇒ 黄色 ⇒ 茶色
と変化し、落葉しますよね。
実は秋の紅葉は植物が寒い冬を過ごす、新陳代謝を少なくするために、わざと落葉しているのです。
春と夏の間にしっかりと太陽を浴びてデンプンを作り、冬と来るべき春に備えて根っこに充分に貯えておくのです。
さて、ここでの質問です。
動物は排泄器を使って体外におしっこをしますが、植物はおしっこをするのでしょうか?
どうでしょう?
実は植物も体外に老廃物を排出しているのです。それは葉の中にある液胞という袋があり、その中に溜めるようにしているので液胞がどんどん大きく膨らんでくると、他の細胞小器官が葉の細胞の隅に追いやられて段々と機能を失い、最後は落葉になって老廃物を捨てるのです。
だから、実は良く観察すると、植物も一年中落葉になって老廃物を捨てているのです。
落葉を押し葉として本に挟んで栞にしたり・・・ロマンチックですが、実は植物にとっておしっこで捨てるべき葉っぱを本に挟んでいることになるのです(笑)
知らない方がよかったかな?
では次回のコラムにて。