明けましておめでとうございます。
TMPS医学館代表の長澤です。
早いもので医学部の入試まであと2週間となりました。今年も多くのTMPS生たちが合格を勝ち取ってくれると信じています。
私の予備校では、現在【的中正月特訓】というものを絶賛実施中です。
朝から夜までびっしりと勉強をします。このような入試直前に頑張って勉強をする受験生が医学部合格を狙えるのです。
さて、前回の話の続きを書きます。
私の大学の研究室名は「微生物学研究室」で、学生は4年生が6人、3年生が5人、2年生が3人で、助手を入れて15人でした。
ある冬休みに全員でスキー合宿で嬬恋村(群馬県)に行きました。嬬恋村は夏秋キャベツの産地として出荷量は全国1位、7~10月にかけては約1億5000万個ものキャベツがここで作られています。
別にキャベツの話をしたい訳ではありません(笑)
毎年ここに来て、皆でスキーを楽しんで帰るのですが、必ずあることをします。
それは新入生に対してです。恐らく見当が付かないでしょうから話しますと、そのペンションに泊まった最初の夜に必ず実行します。
でも、月の明かりが煌々と指しているときでないとダメですから、雲がないときを狙います。
さて、全員ペンションで楽しい夕食が終わります。そして全員でトランプでもしましょうと部屋に集めます。皆が集まったところを見計らって、僕の合図で上級生が部屋の明かりを消します。
「あ、停電だ!誰か懐中電灯!」
その瞬間、上級生が新入生を担いで庭の雪の中に投げ入れてしまいます。
外には雪が1メートル以上も積もっているので、全身が雪の中に埋まってしまいます。
「うわーっ!」「キャーッ!」「何すんですかー!」
などと叫んだり悲鳴をあげます。そして体中が雪だらけになって新入生たちが部屋に戻ってきます。そのとき、私はこう言います。
「外を見てごらん。美しい月に照らされて、雪がなんと美しいことか。もう一度見てごらん。まるで雪がグラニュー糖のように月明りでキラキラしているよ。」
新入生は皆黙って外の積もって輝いている雪景色を見ました。
「わっ!すごいキレイだ・・・」
さて、次回に続きを書きます。
冒頭にも書きましたが、TMPSではここから最後の追い込みに自信を持っています。
何とか自分の殻を破りたい人は是非連絡してください。