こんにちは。
TMPS医学館 代表の長澤です。
前回は落葉のロマン?を書きました。
植物もちゃんと新陳代謝をしているのでしたよね。今、電車や車でボーッと外の景色を見ていたら、都会では随分ススキが減りましたよね。
代わりにセイタカアワダチソウ(帰化植物)ばかりになってしまって、山手線の線路脇もセイタカアワダチソウばかりで寂しい限りです。
郊外の方に少しずつ電車が移動すると、ススキも徐々に見えてきます。セイタカアワダチソウって皆さん知っていますか?
頭が黄色くて、ツブツブが三角形になっている雑草ですが、それでは分かりませんか?下の写真を見てくださいね。
「あ、これか!」と見て分かる人もいると思います。
実は彼らは根っこから阻害物質を出して、他の植物の成長を邪魔をして自分の子孫を増やしているのです。
その昔日本のススキと競争していて、ススキがどんどん衰退していったのです。なにせススキときたら、根っこが1年で10センチほどしか大きくならないのです。ですから1メートルほどの大きさをもつ根っこは10年くらい年月が必要になってくるのです。
というわけで私はススキの味方で、郊外の方に行くとススキとセイタカアワダチソウが競争しているのを見て、「負けるなススキ!!」と応援しています(笑)
中秋の名月といえば「ススキと団子」、ススキが少なくなるのは寂しいのです。